ベトナムに帰って、2回病院へ行って診断を受けました。1回目(2週間前)は血液検査と胃のレントゲン。2回目は内視鏡検査でした。
検診の結果によると、慢性胃腸炎、逆流性食道炎、胃下垂などでしたが、私にとっては深刻な問題ではないと思います。
血液検査と胃部レントゲン
もし、最初の記事を読んだことがあれば、私が胃下垂であることを知っているかもしれません。胃腸炎って恐ろしい病気である
胃部レントゲン(バリウム検査)とは、通常のX-Rayと少し違くて、レントゲンを撮る前に、めちゃくちゃ苦い発泡剤(バリウム)を飲まないといけませんでした。この発泡剤を飲むと、レントゲンで口から食道、胃、十二指腸へと流れていく様子をみることができます。
そこで、こちらが結果
左側の写真は去年の9月に撮ったものです。そして、今回の写真(右側)と比べると、確か、胃が前より下に落ちているような感じ…結構グロいですね。これが胃下垂です。胃が通常の位置から落ちている症状。まあでも、右側の写真の方がズームされているので、実はそんなに変わっていないと思います。あと、ななめに立っていたので、胃が曲がっていました。通常の元気な胃は、満腹になったときは縦ではなく、横に伸びます。ちなみに、血液検査の結果は問題なかったです。
胃下垂になってしまうと、食べた後はいつも胃もたれになってしまってどうしようもありません。胃に入ったものはそのまま下にたまってしまい、腸に流れ込むまで結構時間がかかります。胃下垂になったら、もう太らないと医者から言われました。
この胃下垂で手術をするかどうか、いろんな医者さんから意見をもらい、私が一番気になったことでした。
去年の9月に胃下垂と判断されたとき、当時検査をしてくれた医者さんは「これは手術をしないと」と言い出した。いきなりの発言で、結構ビビりました。しかし、撮ったレントゲンの写真をほかの病院(結構大きい方)へもっていったら、胃下垂には手術はしないといわれました。そして、なんの決意もしないまま、日本へ戻って、留学を続けました。
大学の隣の保土ヶ谷中央病院に行ってその写真を見せたら医者さんが驚いてこう言いました「すごくきれいに落ちてますね」。そして彼は手術をすすめました。
ネットで「胃下垂、手術」などのキーワードで検索しましたが、見つけた資料はあまりなかったです。どうやら、胃下垂で手術する人はほとんどいないらしいです。そこで親と相談し、とりあえず、残りの1年間を頑張って、卒業したら帰国してまた検診を受けてから決めることにしました。
そして今回の胃部レントゲンによると、胃下垂はまだありますが、胃の動きは悪くないし、全体的にみると粘膜の部分はまだきれいと言われ、少し安心しました。が、手術するかどうかは、最終的の内視鏡検査によります。
胃と大腸の内視鏡検査
胃部レントゲンから2週間後、再び病院へ行って、内視鏡検査を受けました。胃カメラは今回で6回目、大腸カメラは2回目。もう慣れたので、そんなにビビるほどではなかったです。
内視鏡検査の時の話を皆さんにシェアしたいと思います。
10時頃から始まり、麻酔を受ける前に、医者さんから「これは大腸の動きをしばらく止めるやつ」と言われ、透明な液体を注射されました。するといきなり心臓がどんどん早く動き、血圧が急激に上がって、一瞬「やべーおわったわ」と思いましたが、数秒後は普通に戻りました。そして麻酔を受け、それからなんも知らずに、検査が終わりました。
結果は慢性胃腸炎と逆流性食道炎でした。消化器は低下してるんですが、深刻な問題はありませんでした。
そしてこの2階の検診を受けて、今回は手術しないと決めました。手術すると逆に悪くなる可能性もあると思います。今はやはり、食生活を気を付け、軽い運動などを維持し、大事なのは積極的であることだと思います。病気と3年間近く戦っている私は、一時的落ち込んだこともあるが、今結構積極的であることを信じています。
これからの最初の1年間は治療に頑張り、その後、もし全然回復していない場合はその時に考えます。
これからも、最後まで、あきらめずに、この “positive thinking”とともに病気と戦います!